コンパイルの方法

Rayのホームディレクトリに移動して

         make

と入力すると, 実行ファイルが生成されます.

遊び方

実行ファイルrayをそのまま実行すると, 1スレッド使用して1手10秒考えます.
Rayには様々なコマンドがあり, 思考時間や強さを変更できます.

思考時間の変更

Rayの時間の使い方には以下の3通りがあります.

  1. 1手あたりのプレイアウト数を固定 (例:1手10000プレイアウト)
  2. 1手あたりの思考時間を固定 (例:1手10秒)
  3. 持ち時間を固定 (例:持ち時間10分)
それぞれ
  1. ray --playout 10000
  2. ray --const-time 10
  3. ray --time 600
のように設定します.
プレイアウト数を少なくすればするほど, また思考時間を短くすればするほど弱くなります.

使用するスレッド数の指定

Rayはマルチスレッドで動作します. 例えば,

         ray --thread 4

とすると, 4スレッド使用して動作します.

という効果があります.

細かな探索の設定

Rayは相手の手番でも, 思考(予測読み)することができます.

         ray --pondering

とすることで, 相手の手番でも思考する設定になります.
自分はじっくり考えたいけど, 相手の打つ手が遅いのは嫌だという方や,
とにかく強い設定にしたい方向けです.

またそれに合わせて, Rayが使えるメモリを調整できます.

         ray --tree-size 65536

とすると, 多くのメモリを割り当てることができます.
Rayにたくさん思考させたり, 予測読みをさせる場合にはこのコマンドをご利用ください
デフォルトでは16384となっています. 変更する場合には, 32768, 65536のように
2のべき乗の数値を入力してください. ほとんどの場合, 65536で十分です.

実際の遊び方

今までのコマンドをまとめて扱うことができます.
例えば, 1手15秒で8スレッド使用して, 予測読みもさせて, メモリも多く割り当てたいときは,

         ray --const-time 15 --thread 8 --pondering --tree-size 65536

とすることで実現できます.